【いろんな人にキュイ絵本プロジェクトについて聞いてみた〜vol1.なっちゃん編〜】
2019/07/08 18:00

※こちらの記事は、2019/5/16~6/30間で行ったcuiのクラウドファンディングで掲載した活動報告の転載です。

クラファン終了後もたくさんの方に読んで頂きたく、オフィシャルの方にも掲載する事になりました!

 

cuiプロジェクトは、ありがたいことに社内外問わずたくさんの人に関わって頂き、あーでもないこーでもないと議論を重ね、日々新しいアイデアや次の展望が生まれています。

この連載では、cuiに関わる色々な人達に、cuiへの思いなどを取材していきます。

第1回目はこのプロジェクトのメインメンバー、

dottのイラストレーターとして活躍中の「なっちゃん」

cuiの生みの親・育ての親である彼女にcui誕生秘話や、cuiへの思いなどを聞いてみました。

 

--------dottに入社した経緯を教えて下さい。

 

工業高校を卒業し、郡山のアート系(コミックイラスト科)の専門学校に入学しました。数々のコンテストには入選できなかった私でしたが、産学連携の選抜に選ばれました。その産学連携の企業側の一人が浅井さんでした。

その後個人的にロゴの仕事もいただいたりしました。当時は浅井さんが社長になるとは思ってませんでした。が、正直なところどうにか私に仕事をくれーーー!!!とは思ってましたね(笑)

専門学校卒業前、就職活動をどうしてもしたくなくて、知り合いに紹介してもらい市役所で任期期間3年のアルバイトを始めました。任期3年目の後半、浅井さんから数年ぶりに連絡が来て、ロゴ作成の仕事を受けました。その後dottの週刊漫画作成の依頼を受け、市役所で任期期間までアルバイトしながら漫画を描く生活をし、その後dottに入らない?と言われ、秒で返事をしてdottに入社しました。

 

 

--------キュイ誕生の経緯を教えて下さい。

 

保育園の子供達の日常の写真を顔検知で撮影し、保護者にLINEで送ることができるというシステムに、顔検知までにじっとしているのが難しい子供達がつい画面に釘付けになってしまうような、イタズラを仕掛けるキャラクターが欲しいということで生まれました。

 

 

--------キュイのイメージは、どんな感じで出来上がっていったのですか?

 

浅井さんと保育園の園長先生の石井さんとのMTGでどのようなキャラクターがいいのかを話し合い、

・従来の子供向けキャラクターのような丸い形にはしないこと

・イタズラを仕掛けて脅かすのが好きなので、生意気そうな顔で、二足歩行の顔が四角いキャラクターにする

という案が出ました。

 

猫にしたのは、イタズラをする生意気そうなキャラクターに気まぐれな猫が一番合っていたからです。

その後いくつか案を出してキャラクターをデザインしましたが、結果的に一番最初に描いたものが採用されました。

キャラクターが決まってから、カメラをぶら下げてる設定が追加され、色も黒に決まりました。

 

 

 

--------キュイのストーリーやキュイが好きなもの(イタズラ・アメリカ・お菓子)などのイメージはどこから?

 

イタズラについては上記でも書いた通りで、画面に急に出てきて驚かせたりするようなキャラクターというのが初期に決まっていたからなのですが、ストーリーや設定は全然考えていませんでした。

ストーリーは完全に私のイメージで考えたものです。テクノロジーやITに詳しくない私が、今まで見た洋画や海外のアニメなどからヒントを得て「開発中のAIが何かしらのバグによって実体化し、画面から出て来てしまった」という設定にしました!

 

キュイの好きなものに関しては、ほぼ私の好きなものそのものです。

私が描きたいもの、表現したいものを反映しました。キュイの性格が自分と似ているところがあったので、その方がキュイの世界観が安定すると考えました。

キュイのような最新テクノロジーやパソコンに詳しいキャラクターが実はちょっと昔の洋楽が好きとか、アメリカが好きとか、ツッコミどころがあった方が面白いかなと思ったのもあります。

 

 

 

--------キュイプロジェクトについての思いを教えて下さい。

 

とあるシステムのキャラクターだったキュイが、こんなにも成長して今回のプロジェクトを実行することになったことを、とても嬉しく思います。

私には、今回のプロジェクトの目的でもある、キュイを通して様々な人がITやテクノロジーについてもっと身近に感じて欲しいと言う願い、そして、キュイの性格やストーリーを知ることで少しでも元気に、笑顔になって欲しいと言う願いがあります。

 

恥ずかしがり屋でシャイで無口なキュイが、自分の思惑とは違うとは言え、これから様々な人を笑顔にしていくことを考えると嬉しくなります。

私も、イラストを描いたりぬいぐるみを作ったりすることで、キュイを知ったみなさんを、笑顔にできるよう精一杯頑張ります。

 

キュイは私一人の力で誕生したのではありません。dottの皆さん、キュイプロジェクトに協力してくださった皆さんがいたからこそキュイは生まれ、成長してきました。それは私自身の成長にも繋がっています。本当に感謝いたします。今後ともキュイ(となっちゃん)を是非よろしくお願いしたいです。

 

 

 

--------キュイを描く時や作る時、大事にしている事や気をつけている事があれば教えて下さい。

 

キュイを描くときや作るときに一番大事にしているのは目です。大きすぎても小さすぎてもダメ、目の位置も下すぎるとキュイっぽさがなくなってしまい…。手描きで描くことも多いのでそこはしっかり意識してます。かといって正確に定規で測ったりするとなんとなく上手く描けないいんです…。

あと、キュイはちょうど二頭身な訳ではないので、初期に描いた手描きのイラストを参考に調節しています。本当に自分の腕に頼るしかない。

 

--------最後に、イラストレーターであるなっちゃんの今後の目標や展望を教えて下さい。

 

今後の、と言うか生涯思い続けると思いますが、もっと画力を上げると言うことが目標です。

漫画もそうですし、デジタル(パソコン)での作業など常に全力でやってはいますが、もっとこうしたい…!と思うところが描けなかったりもするので努力していきたいです。

 

それと、個人的な願望なのですが、個展を開くのが夢です。

キュイの原画も個人的なイラストも多くの人に見てもらいたいです。

個展を開くことによって私自身を表現できたらいいなと思いますが、そこが最終ゴールではないので、これからもずっと絵を描き続けて生きていきたいです。

 

--------なっちゃん、ありがとうございました!

次回はこのプロジェクトをとりまとめる、dottの浅井さんに話を聞いてみたいと思います。